水魚之交

🌿 水魚之交

唯一無二であること。

私に孔明がいるのは、
ちょうど魚に水があるようなものである

- 絶対必要不可欠な存在なのだ -

劉備玄徳

水魚の交わりとは、
親しく信頼しあう間柄や、
切っても切り離せない親密な関係を表しています。

魚は水がなければ生きていけないように。

他の誰かに引き裂かれることができないほど強固な関係であっても、
自分が怖れに囚われてしまったら、
自らその関係を引き裂いてしまうかもしれません。

人にはそんな性質があり、
思いとは真逆の方向へ
振り切ってしまいそうになる時がある。

その根底にあるのは、
愛されることへの恐れ。
傷つくことへの怖れ。

傷つかないためには、
「何も選択しない」
「誰とも関わらない」
「ただ息を潜めて静かに社会の中に溶け込み日々を過ごしていく」という選択をしてしまう時があります。

その選択が良くないとか、
もっとハートを開けとか、
そんなことは思わないし言わない。

──── ✵ ────

ただ──
今回の天秤座新月の天体の配置は、
日頃がんばって心の奥底に抑圧していた、
繊細さと傷つきやすさがむき出しになりやすい。

だから、天体の力を借りて
それらと向き合うのもいいと思うんだ。

そこに愛を注ぐために。

そうして、本当に欲しているもの
本当に心から求めているものに正直になる。

魚にとっての水のように、自分にとって、
なくてはならないものを求めている気持ちに、
素直になる。

そこに愛を注ぎながら。

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ひとくちに「怖れ」といいますが、
今回の遠隔ワークではその中でも
「傷つきやすさ」
「傷つきたくない気持ち」に、
焦点を当ててお届けします。

人は傷つきたくないあまりに──
相手のせいにします。
強気になろうとします。
知識で武装しようとします。
選択しないという選択をします。

どんなポジティブな向上心であれ、
その動機が「傷つきたくない」ためである場合、
どんな未来が展開するでしょうか。

──── ✵ ────

この遠隔ワークをきっかけに、
隠された動機に気づき、それを裁くことなく、
愛を注いでいけますように。

そのエネルギーが、
自暴自棄や諦めに転化される前に。

あなたという魚が、
悠々と泳ぐことができる水と出会うために。

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あらゆる人間関係が、水と魚のように
かけがえのないものになりますように。

天秤座新月（金環日食）に寄せて。

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