火をつなぐ|乙女座新月[部分日食]遠隔ワーク
2025/09/22

🌿 乙女座新月と火の女神
先月に続き、今年2度目の乙女座新月を迎えました。
乙女座が強調されている2025年。
占星術では乙女座の支配星は水星とされますが、
わたしは小惑星ヴェスタこそ、このサインの奥に燃える本質を映す存在だと感じています。
ヴェスタとは、
ローマ神話に登場する「竈(かまど)」の女神。
ローマの人々は、家の中心に置かれた炉の火を
“小さな太陽”と考えていました。
その火に名を与えたのが、ヴェスタ。
彼女は人の姿で描かれることは少なく、
むしろ炎そのものとして敬われてきた存在です。
🌿 台所という聖域
誰かがマスターに尋ねました。
「どうして女性のマスターは少ないのですか?」
するとマスターはこう答えました。
「台所(竈)を守っているからだよ。そこに、すべてがある」
この言葉に違和感を感じる人や、
受け入れ難いと感じる人もいるでしょう。
けれど、この言葉は
当時のわたしの真芯に響きました。
人づてに聞いたにも関わらず、
この言葉に導かれて歩んできました。
これは単に、
女性は台所を守れ、という話ではないと、
わたしの本能は受け取っていたからです。
──── ✵ ────
台所とは、いわば家庭という共同体の中心。
そこにすべてのエレメントが集い、
家系に受け継がれてきた流儀や味、
手の所作や祈りが息づいている場所です。
台所の炉で燃える火は、家系の記憶をそっと結び直す——目に見える聖域です。
同時に、わたしたちが扱う“火のエレメント”は、
意志や変容を進める見えない熱でもあります。
──── ✵ ────
わたしは思います。
女性性は、
エレメント全体に同調してそれらをめぐらせる働き。
男性性は、
その働きを現実に運び、形へと整える働き。
——どちらも、台所という場で具体的に息づく。
🌿 場の連続性と献身
竈の女神ヴェスタが守ったものは、
「場の連続性」そのもの。
共同体であれ、伝統であれ、系譜であれ——
その中心には、絶えることのない火があります。
それを絶やさず、次へとつないでいくこと。
ゆえに、ヴェスタは献身の象徴ですが、
そこに自己犠牲の入り込む余地はありません。
自己の尊厳と主体性を保ちながら、
場を護り育てるという献身の象徴だからです。
──── ✵ ────
生き続ける伝統や系譜、あるいは家系には、
その中心に「消えずの火」があり、
それを守り継いできた人々がいることを
わたしは一度も忘れたことがありません。
そのような家系に生まれ育ちました。
※「火」をどのように解釈するかは、
それぞれの文脈で受け取ってくださいね。
仏教(密教)で言えば、
広島・宮島の大聖院にある「空海・消えずの火」や
比叡山・延暦寺の「不滅の法灯」が知られています。
🌿 内なる火を整える
個人の内にも、同じ火が灯っています。
乙女座が強調される今年は、
土星や海王星の影響も相まって、
マインドと感情が結びつきやすい時期です。
そんな時は、
内なる火が弱ったように感じやすいのですが、
その火が、本当に消えてしまうことはありません。
いま起きていることをたとえるなら、
炎を少し落として熾火(おきび)にし、
炉の灰を払い、薪を組み替え、空気の通り道を整えるような手入れの時間です。
これは、火が弱まっているのではなく、
もう自分に貢献しない古い信念や枠組み、
しがらみをそっと外し、
新しい体制へと切り替えるために必要なプロセス。
揺れは起こります。
けれど、あなたの内なる火は決して消えません。
どうかそれを信頼し、安心していてくださいね。
🌿ヴェスタの火に寄せてー再び
前回の乙女座新月の日に開催された
「思いを届ける|むすぶ[講座]」の告知に
こう記しました。
──── ✵ ────
この講座は、乙女座新月に生まれました。
乙女座の象徴を、わたしは、
小惑星ヴェスタに重ねて見ています。
ヴェスタはローマの竈の女神。
家と共同体の火を静かに守る存在です。
私たちの内にも、小さな竈があります。
その火は決して消え去ることはありません。
さあ、煤を払って、火を新しく。
信頼の体温で、あなたの中の“乙女”を温めて。
欠けているように見えていたところが、
実はわたしの輪郭そのものだったと気づくとき──
新しい世界に、わたしの産声がひびき渡る。
🌿 新しい章が始まる
ここから、
ひと区切りつくものもあれば、
新しく始まるものもあるでしょう。
関係性の編み直し、
新しい居場所への招待、
重要なミッションの始動——
それぞれの場で「火の置き場所」を
見直すタイミング。
男性には男性の、女性には女性の
場の連続性を育む力がありますが、
それは、観念だけでは育ちませんし、
片方だけでは成り立たない。
ともに生きる時間、交わす言葉、
手の届く所作という地上の合図に降りてきたとき、
火床は安定します。
陰(温める)と陽(運ぶ)の働きが、
同じ方向へ呼吸を合わせること。
根底にあるのは、いつも純粋で大きな思い。
だから——手段を目的にすり替えないように。
大義があるときほど、細部の誠実を省かない。
今日の新月の空は、
厳しくもやさしく、それを告げています。
──── ✵ ────
──ある人にとっては家系の火。
ある人にとっては受け継ぐものの火。
ある人にとっては両方を同時進行で。
時はお彼岸。
家系の系譜。魂の系譜。
ご先祖に思いを馳せるにちょうどいい。
さあ、炉を整えて。
火を絶やさない意思のあるあなたへ。
今宵の乙女座新月遠隔ワークの場で、
お会いできますことを楽しみにしております。
🌿 遠隔ワークとは
外から「与えられる」ものではなく、
あなたの内に静かに湧きあがるもの。
あなたの中にすでにある「ふるえ」が、
呼応して目覚めるのを、静かにまちます。
また、毎回必ず、質の良い睡眠へ導く
非言語による誘導が含まれています。
🌿 今宵のひとこと
火を受け継ぎ、次へつなぐあなたへ。
この告知の中には、
女性本来のポテンシャルが示されています。
それはじっくりと新月のメッセージに綴りましょう。
体験を通して触れてきたものを、
こうして分かち合えることに心から感謝を込めて。
遠隔ワークの場でお会いしましょう。
🌿 概要
──── ☽ ────
- 費用
一般 13,000円/DD 11,000円(税込) - お申し込み
公式LINE “玄花OFFICIAL”のトークより、
「遠隔」とお送りください。
お申し込み後すぐに
お支払い方法が記載された受付内容が返信されます。
(万が一返信が届かない場合は再送ください)
公式LINE “玄花OFFICIAL”の
お友だち追加はこちらより。
すでにお友だち追加の方は
こちらをクリックするとトークへ飛びます。 - お支払い
受付の内容に従いお支払いを手続きをお願いします。
銀行振込みの方は、お申し込み日を含む3日以内にお手続きください。 - 遠隔ワークの受け取り方の配信
9月22日22時までに下記を配信します。
乙女座新月のメッセージ
遠隔ワークの受け取り方 - 遠隔ワークの受け取り
9月22日午後23時〜23日午後23時
この時間の間に何度でも受け取ることができます。 - 特典動画の配信
創造脳をひらき、無意識を再学習する
30分の特典動画を配信します。
特典動画の内容は遠隔ワークの効果を促進します。
Q&A
──── ☽ ────
Q1. 遠隔ワークとは何をするのですか?
A.
遠隔ワークとは、玄花が静かに場をひらき、
あなたがご自身の内側で、
呼吸や感覚を通して「共振」を受け取る時間です。
何かを「受け取ろう」と頑張る必要はありません。
ただ静かに、ご自身のペースで過ごしてください。
Q2. どうすれば遠隔ワークを受け取れますか?
A.
特別な準備は必要ありません。
遠隔参加の方へ、
個別にガイダンスをお送りします。
Q3. 何か感じられなかったらどうしよう?
A.
何も感じなくても問題ありません。
大切なのは、結果や体感にこだわらず、
ご自身の内側に、
小さな変化の余白を開くことです。
後日、ふとした瞬間に、
静かな変化に気づくこともあります。
もちろん、
大きな体感を得る場合もありますが、
それに捉われずにお過ごしください。
Q4. 特典動画はどんな内容ですか?
A.
遠隔ワークの後、1週間以内に、
20分〜30分程度の動画をお届けします。
小さなワークのガイダンスもあれば、
大事なメッセージの時もあり、
毎回内容は変わります。
その時々の、
遠隔ワークをサポートします。
🌿 お問い合わせ
ご連絡はお問い合わせフォームよりお願いします。
出典・著作|玄花オフィシャルサイト
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