違和感
2026/05/27

✦ 月の欲求と本音
遠隔ワークに掲げたのは「選び抜く」
キーワードは、「違和感」です。
外側のできごとや関係性の中で、
怒り、悲しみ、傷つきが起こるとき。
その手前には、
必ず小さな「違和感」があります。
目を開いていないと見過ごしてしまう。
耳を澄ましていないと、捉えられない。
小さいのに、大きい。
その違和感のことです。
──── ✵ ────
本当は、嫌だったこと。
相手の自由を尊重しているつもりが、
いつも言いたいことを飲み込んでいる。
大人であろうとして、
切実さを薄めてきたこと。
「これで伝わっているだろうか?」
と思いながら、直接伝えられないこと。
「わたしが求めすぎなのかも」と、
自分の感覚を引っ込めていること。
大事にされているはずなのに、
自分の存在が公に置かれない。
「信じたい」が先に立ち、
現実のズレを見ないようにしている。
どこかで「おかしい」と思っていたこと。
そんな違和感を、きちんと掬い上げる。
✦ 違和感の輪郭
違和感は、悪者ではなく、道しるべ。
見たくなかった本音ほど、
最優先で見てあげていい。
そこを見ないまま、やさしさだけを重ねると、
関係性は静かに歪み始めます。
本音を見るとは、
自分の内側に芽生えた違和感を、
そのままに受けとめること。
受けとめた瞬間から自己受容が始まります。
違和感を見過ごしていると、
人はいつの間にか、
わたしじゃないものを演じ始めます。
心はそばに行きたいのに、
真逆の言動をしたり、
身体が拒否反応を出し始める。
それが、無自覚な自己欺瞞への入り口です。
✦ 無自覚な自己欺瞞
自己欺瞞という言葉は、
強く聞こえるかもしれません。
けれどここで言う自己欺瞞とは、
本音を見ないふりをして
わたしを欺きながら、
そのふりをいつの間にか
"当たり前"にしてしまうこと。
傷つきたくないあまりに。
無自覚な自己欺瞞は、
派手な嘘ではなく静かなすり替えです。
「嫌だ」と言う代わりに、「大丈夫」にする。
「わたしはこうしたい」
「こうして欲しい」と言う代わりに、
「あなた次第だよ」にする。
「悲しい」を感じる代わりに、
「仕方ない」にする。
本当は寂しいのに、「平気」にする。
待っていないふりをしながら、ずっと待つ。
「怒り」を抱える代わりに、
「わたしが悪いのかも」にする。
不安でいっぱいなのに、
「これが愛なんだ」にする。
そして、わたしはわたしを黙らせたまま、
関係や現実を"整えているつもり"になる。
──── ✵ ────
違和感に気づくこと。
それが、本来のあなたが
本当に欲しいものを選び抜くための、
最初の一歩です。
(初出:2026年3月3日)
乙女座満月遠隔ワーク
「選び抜く」に寄せて。
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出典・著作|玄花オフィシャルサイト
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