隠された依存心(前編)|Love Letters🔒
2000/02/01
2025/09/05

「どうしてあの人は、自分で考えようとしないんだろう?」
「なんであんなに、人任せでいられるの?」
経済的にも、精神的にも、
誰かに頼ってばかりの人を見ると、
イライラする、という。
もっと自立すればいいのに。
もっと空気を読めばいいのに。
もっと学ぶ姿勢を持てばいいのに。
もっと当事者意識を持てばいいのに。
わたしは自分で考えてるし、
人生の課題にも、
ちゃんと向き合っている。
だからこそ、
そういう“依存的に見える人”を見ると、
心が波立ちイライラする、と。
──でも、そのイライラは、
どこから来ているのだろう?
わたしは自分でやってきた、という。
習得したいものがあれば、
ちゃんとした先生について、
ちゃんとしたやり方を学び、
その通りに行動して、現実を変えてきた。
なるほど。
でも、気づいているだろうか。
「やり方が、わたしを変えてくれる」
「この先生なら、わたしを救ってくれる」
そんな思いを、どこかで持っていなかったか?
依存しないように、
ちゃんとやってきた。
自立してきた。
努力してきた。
でも、その“ちゃんと”の奥に、
別のかたちの依存心が、
ひっそりと潜んでいたかもしれない。
そのイライラは、もしかすると、
「自分の中にある、隠された依存」
への、違和感なのかもしれないね。
じっくり向き合ってみようか。
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