場をひらく
2026/05/25

「I have a dream.」
歴史にその言葉を刻んだ人物と、
同じ月を持って生まれました。
魚座19度の月。
サビアンシンボルは、最後の晩餐。
精神的な絆。神聖な共感。
同じものを見つめる者たちの、静かな集い。
夢を語り、体現することを、
いのちの仕事とする配置。
──── ✵ ────
ちょうど、ひと回り前の午年の11月。
初めて出会い触れた瞬間に、
頭に浮かんだ言葉がある。
探求、タントラ、場をひらくこと。
他にもまだ、言葉にならない何か。
すでに今の仕事は始めていたけれど、
中高生3人を育てることに忙しい日々。
「探求」なんて言葉を、
それまで使ったこともなかった。
タントラもそう。
一般的に解説されているものとは、
まったく違う感覚だった。
直感とは不思議なもの。
理由より先に来る。
証明より先に、からだが知っている。
あれはわたしの奥にあるものが溢れて来たのだと、
7年後に確信することになる。
──── ✵ ────
「わたしには夢がある」
出会うべくして出会った相手と、
場をひらくこと。
そこに集まる人たちへ、言葉と体験、
そして教えを手渡していくこと。
その夢は、
知覚に上がってきた瞬間から
すでに始まっているはずです。
ただ、夢を持つ者たちは知っている。
夢の手前には、
向き合わなければならないものがあることを。
自分の中の像。届かなかった怒り。
認めたくなかった部分。
引き受けすぎた重さ。手放せなかった役割。
一度だけ、自分の直感を疑った。
あの感知は、ほんとうに正しかったのか。
そう思った途端、自分が信じられなくなった。
自分の感知を自分で否定した。
しばらくは、息が浅いだった。
ようやく息を吹き返したのは、
ずいぶん経ってからのことだった。
流れにゆだねるとは、
抵抗しないことではない。
背の高い竹は強風に揺らぐ。
けれど、根はピクリとも動かない。
わたしはあるがまま、ここに立っている。
それが、わたしの無為。
最初の直感も、最初の思いも、
今もまったく変わっていない。
結末を操作しようとは思わない。
「そうなるようにできている」
という感覚だけが、静かにここにある。
──── ✵ ────
場は、関係性から生まれる。
人と人との間に。
あるいは、人と何か大きなものとの間に。
流れが生じたとき、場は初めて立ち上がる。
場の立ち上がりは、
コントロールの外にある。
つまり、無為。
そうなるように、すでに流れは動いている。
(初出:2026年4月17日)
牡羊座新月遠隔ワーク
「傷とともに」に寄せて。
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出典・著作|玄花オフィシャルサイト
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