1|事実と解釈|Love Letters
2025/08/28
2025/08/29

🌿 すれ違いの奥に、やさしい事実がある
わたしたちは、
「事実」よりも「解釈」を生きている。
それは人間らしさでもあり、愛おしさでもある。
けれど、ときに痛みとなって
関係にそっと、揺らぎを生むことがあります。
その揺らぎをとがめず、
輪郭をそっとなぞるように
やわらかく見つめ直してみましょう。
🌿 音のしないすれ違い
最近も耳にした、ある一幕。
「今日は一緒に食べたい」と思っていたのに、
彼は帰宅して、無言でリモコンに手を伸ばし、
ニュースをつけた。
キッチンの湯気と、食卓の湯呑みだけが、
彼女の「期待していたこと」を知っている。
しばらく、二人はギクシャクした。
すこし時間を置いて彼に聞くと、
「疲れてて、何も話せないときは黙ってしまう」
「怒ってたわけじゃない」とのこと。
彼女は「わたしよりも仕事とテレビが優先」と解釈し、
軽んじられていると思い込んだ。
彼にとっては——ただ、限界ギリギリだっただけ。
その差は、事実と解釈の、ほんのわずかなズレ。
でも、そのズレに気づかれないままなら、
それはやがて「当たり前」になり、
ふたりのあいだに、音もなく壁が立ち上がる。
🌿 沈黙という応答
彼の沈黙は冷たさや拒絶ではなく、
ただ、ひと息——立て直しに
集中していたのかもしれない。
言葉が出ないほど、
こわばった心とからだをほどくことに
全力だったのだろう。
けれど彼女にとっては、
あいまいな気配よりも、たったひとことのほうが
ずっと安心できる合図になったはず。
──── ✵ ────
同じ沈黙という事実のなかで、
ふたりはちがう“解釈”をしていた。
他人が聞けば、
「どうしたの?って聞けばいいじゃない」
そう一言で片付けられてしまうこと。
けれど、神経が凍っているときには、
その一言すら大きな衝撃になることがある。
「どうしたの?」と、
声をかけるのが正解な夜もあれば、
沈黙を分け合うのが最善な夜もある。
正解は、きっとその都度、ちがっていい。
🌿 たったひとことの力
そんな、すれ違いの根っこを
そっと、やさしく、事実へ戻す。
するとその先にはね、
たったひとことで世界が変わる地点がある。
それは相手を変えるためではなく、
あなたのまなざしが変わるひとことです。
すると自然に、相手への思いがほどけ、
ことばやふるまいも変わっていくの。
🌿 本気で、確かめにいく旅へ
このシリーズは、三部作でお届けします。
あなたのひとことが、現実の温度を変えます。
そんな“当たり前”を、
あらためて本気で確かめにいく旅です。
事実と解釈をほどきながら、
その先にあるわたしに還る地点へ。
静かに、深く、歩いていきましょう。
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