特別講義:自己受容
2025/04/19
2025/04/19

世界は、わたしの眼差しでつくられている
すべてのはじまりは、
自己受容です。
わたしを受け容れること。
それは、自分の声にそっと耳をすますことから始まります。
たとえば、
我慢して飲み込んだ言葉。
誰かの前では言えなかった気持ち。
ふとよぎる悲しみや怒り、
嫉妬、後悔、罪悪感、自責の念。
「どうせ私なんて」
「こんなことしても無駄」
そんな思いが、日々の言葉や行動に染み出し、
やがて「今の現実」というかたちをとって、目の前に現れてくるのです。
それらをなかったことにせず、
やさしく見てあげること。
どんなわたしにも、居場所を与えてあげること。
それが、自己受容の入り口です。
「今ここに、'わたし’なんて実体はない」
そう感じる方もいるかもしれません。
けれど、その境地に至る前に、
いちど「わたし」をまるごと見て、聴いて、味わって、抱きしめることが大切です。
私たちの中にある思考には、
長い年月をかけてつくられた、かたち(型)があります。
その型は、くり返し湧き上がる感情や、何気ない言葉の中にあらわれ、
気づかぬうちに、「いつもの現実」をくり返し生み出しています。
自己受容とは、その凝り固まった思考の型を
否定せずに受けとめ、
やわらかくほどいていくプロセスです。
その流れの中で、
思考がひらかれ、意識が変わり、
現実もまた、ゆっくりと変化し始めます。
本当に出会いたかった日常。
本当のわたしが望んでいた世界。
今までとは違った出会いやチャンス。
それらが、「新しい現実のかたち」として、自然に引き寄せられ、
目の前にあらわれてくるのです。
自己受容は、変化のはじまり。
外側の現実を変える鍵は、
いつも内側にある――
そのことを、この講義で思い出していただけたらと思います。
この講義では:
- 普段、無意識に使っている言葉に、どんな思考の癖が潜んでいるか
- ふと湧き上がる気持ちに、どんな意図や願いが隠れているのか
を、丁寧に見つめていきます。
書くこと、感じること、そして受けとめること。
それらを通して、あなたの内側にある
**「ほんとうの声」**と出会いなおす時間です。
講義のあとは、ご希望の方へ、
実践的なグループワークへとご案内します。
わたしといういのちに、
ふたたび還っていく旅。
そのはじまりを、ご一緒できたらうれしく思います。
概要
準備中
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