リアルな愛の時間へ
2025/06/10
2025/06/19

🌿 星と共鳴する「わたし」という存在
木星が蟹座に入りました。
ひとことで言うなら、
・リア充
・おうちでイチャイチャ
この言葉には、表層の軽やかさだけでなく、
いくつものレイヤーが重なっています。
どうか、いまのあなたがいる場所で、
ふさわしいカタチで受け取ってみてください。
四柱推命・占星術(印・西)・算命学・氣学など、
命術の基本と陰陽五行を、
ひと通り、学ぶ機会がありました。
とはいえ、
「この時期に、
こういう星の動きがあるからこれをしよう」といった、
星に合わせる活用はしていないのです。
自分のふとした行動を振り返ると、
驚くほど天体の動きとリンクしていて、
「なるほど」と腑に落ちることがよくあります。
現実の展開や、
ブログを書くタイミングも
後から見ると、天体と連動していると実感します。
わたしたちは、忘れがちですが──
半月や三日月に見える日も、
月はいつだって丸いんだってこと。
天体の動きは、
その日、その瞬間に起こるのではなく、
それ“以前”から、すでに始まっているってこと。
🌿 “玄”から“花”へーというヴィジョン
「玄花」という名前に対して、
いくつかのヴィジョンを抱いています。
そのひとつは、
「玄」という根源の混沌に、
‘けはい’が漂い、
‘きざし’が生まれ、
‘ふるえ’が起こり、
「花」が咲く、というもの。
無から有への流れ。
無から結実へのプロセス。
物事が現象化する前に、
すでに水面下での働きがある。
同じように、
木星が蟹座に入る以前から、
すでにその‘けはい’や‘ふるえ’は、
水面下で始まっているのです。
ちなみに、わたしにとって、
“ふるえ”とは、“ときめき”と言えるもの。
エゴがそれをどう判断しようとも、
“ふるえ”が起こるものは、注目に値する。
🌿 星の元で生まれる決意
5月25日に土星が牡羊座に入宮しました。
魚座から牡羊座への入宮は、
オクターブ上がるということです。
その二日後には、双子座新月。
その日に、
「ただ、好き、でいい」
というブログを書きました。
ブログを書くプロセスも、
沈黙に入り、‘ふるえ’が起こり、
それが自然にあふれるままに、書き出していく。
書くうちに気づきが訪れ、
点と点が線で繋がり、立体になり、
そこに想いが乗っていく。
「双子座新月だからこれを書こう」
という意図はまったくなかったのに、
書き終えた最後には、“双子座新月に寄せて”
という締めくくりが、自然と現れていました。
……という話はさておき。
双子座新月のさらに数日後、
5月末日にDharma Diningという場で、
わたしたちが最も陥りやすい、
「不足の物語」について掘り下げました。
そしてその日の夜、
参加者のひとりが結婚することを決めたそうです。
それは彼女がここ10数年、
深く切望していたものでした。
(前略)
でも、彼は喧嘩になったときに、
大抵の人は開けられない
殻に閉じこもった私の殻を突破できるタイプで。
とことん話合いができるところも
将来を見据えたきっかけだったので、
そんなところも私たちらしいかなと 思ってます。
ちなみに、そんな彼の誕生日は
玄花さんと同じ3月11日です。
同じ誕生日なんて、
なんだか嬉しくなりますね。
この流れに意味がありそうでしょう?
……でも、あえて紐付けなくていいの。
わたしたちはみなここから、
物語を超えたところに触れながら、
とびきりの物語を生きていくのだから。
わたしは、そんな‘ふるえ’をすでに、感じています。
🌿 “ふれる”ことから始まる
彼女は、ここからまさに、
・リア充
・おうちでイチャイチャ
を深めていくのでしょうね。
ここで言う“リアル”とは、
バーチャルな空間でも、
公的な仕事の場でもなく、
ごく私的な、プライベート空間のこと。
そして、“おうち”とは──
“イチャイチャ”とは──
もはや多義的で、
さまざまな意味を含んでいます。
この仕事を始めて
まだ一年も経たない頃──
頭蓋仙骨療法(クラニオセイクラルセラピー)の
基礎を学びました。
“脳脊髄液”という言葉に、
直感的にビビッと来たのを覚えています。
それから数年後──
ジム・ジェラスの哲学を大切にし、研鑽を詰んできた方から、オステオパシーとクラニオの基礎を学び直しました。
ご存知の通り、わたしは、
ボディワーカーではありません。
しかし、学んだことは、
わたしという全体に溶け込んでいます。
言葉通りに、おうちでイチャイチャするのなら。
ふれ合うその手に、
ためらいがないほうがいい。
それがもたらす作用は──
ただのヒーリングを超えた、
ヒーリング以上の“何か”です。
“ふれる”ことから始まるとは、
言い換えれば、
触れなければ何も始まらない。
そうした親密さこそが、
やがて社会での活躍へと、
自然に還元されていくのです。
🌿 12年のめぐり、リアルな愛の時間へ
ちなみに、
前回木星が蟹座に入ったのは2013年
──ちょうど12年前。
あの頃は、
外の世界に向けて“出ていく”ことが、
促されていた時期でした。
この12年の間に、
会社を設立したり、
著書を出版したり、
自分の場を開いたり、
人前に立って話すことになったりなど、
“わたし”という存在が、
ひとつの“カタチ”を得ていった時代です。
けれど今回は──
もっとプライベートな、
内なる世界の充実がテーマであると、
わたしは直観しています。
なぜなら今回は、
「月」が大いに関わっているから。
この12年には実際には、
かつての天王星と冥王星の、
7回にわたるスクエア(90度の配置)をはじめ、
あれもこれも──
星々の影響は多岐にわたります。
けれど今回は、あえて、
木星の蟹座入りに焦点をあてて書いています。
“わたし”という存在が、
本当の意味で誰かと出会い、
限りなく深く、ふれ合っていく。
そんな親密さの中で、
紡ぐべき物語が育まれていく。
お互いの“何か”が、
最高潮に引き出され、還元されていく。
それは決して、
ひとりでは成し得ない。
……そんな、
リアルを育んでいく時間こそが、
今の星回りが差し出してくれている
ギフトなのではないかと思うのです。
そしてこれは、
蟹座の木星であることから、
一族のご先祖の後押しが強大です。
但し、ジッとしていても、
それを受け取ることはできません。
そこが問われています。
🌿 わたしが“わたし”を愛した先に
そして、
リアルであることとは──
なによりもまず、
“わたし”という存在と、
親密になることから始まります。
それがやがて、外へと自然に展開していきます。
ここ数ヶ月、
いや数年──
そして今まさに、
“わたし”を深く受け容れるプロセスに、
入っている人も多いのではないでしょうか。
周囲から否定されているように感じるとき、
実は、そう感じさせているのは
“わたし自身”の中にある否定の声かもしれません。
自分がこれほどまでに
“わたし”を否定していたことに、
愕然とした方もいることでしょう。
真摯に“わたし”と向き合う中で、
誰かに言いたくなる言葉が、
実は“わたし自身”への言葉だったことに気づきます。
誰かに言われて傷ついた言葉も、
実のところ、“わたし”の内側から
発せられていたのかもしれない。
玄花の場では、
「潜在意識」や「非二元」などの
わかったふうな言葉をあえて使わずに、
このプロセスに丁寧に取り組んでいます。
感情をエネルギー的に解放することと、
並行して行うことが、大切だと思っています。
その‘場’に立ち、
自分に正直に向き合いながら──
一歩ずつ、
“わたし”をまるごと受け容れていく。
なぜなら、
本来の“わたし”から
目を背けることはできませんから。
そうした方がいいからでも、
そうしなければならないからでもなく。
ただ、ごく自然に──
愛すべき“わたし”の未消化な想いを、
ていねいに掬い上げていく。
とても繊細なプロセスです。
わたしが“わたし”を愛することなく、
いったい誰を、本当に、愛せるというのでしょうか。
冒頭の結婚を決めた彼女も、
まさに今、そのプロセスの中にいます。
きっと、お相手のことも深く、
受け容れていくことになるのでしょう。
🌿 星にゆだねる、やさしい言い訳
おたがいにふれていると、
ふれる側とふれられる側の
あいだにあったはずの境界が、
すうっと、溶けるように消えていく。
“ワンネス”を語るよりも先に──
まずは、この体感から始めてみませんか。
肉体を持って生まれてきたことを、
そっと、愛おしむように。
本当は手を伸ばして「ふれたい」──
そう思った、あの瞬間の衝動を、
グッと引っ込めてしまった“わたし”を、
やさしく許して、受け容れてあげる。
そしてまた、いまここから、
新しく、そっと、手を伸ばしてみたらいい。
……ちょうど今、
木星も蟹座に入ったことですしね。
誰かのせいにしたり、
何かのせいにしたり、
環境や運命のせいにするのは──
たしかに、本意ではないかもしれません。
でも、やり場のない憤りに、
思わず右往左往してしまったことがある人も、
きっといるはずです。
そんなときは、
星回りのせいにしても、いいんです。
なにしろ、空に瞬く星々は──
どれもこれも、懐がブラックホールですからね。
───⁺──⋅ . ☽ . ⋅──⁺───
木星の蟹座入宮に寄せて。
🌿 つぶやき
わたしの思う“イチャイチャ”の元型は、
シヴァとパールヴァティ。
スケールの無駄にデカい、世紀のバカップルです。
・・・・・・・
今回のブログは、
教科書通りの星読みではありません。
わたしの日々の体験と‘ふるえ’の中から、
星との‘ひびき’を綴っています。
・・・・・・・
玄花の場には、
「タッチセラピー」のクラスがありますが──
ただ、純粋に
「触れること」そのものを研ぎ澄ますのなら、
自然体(じねんたい)クラスで行おうかな。
・・・・・・・
そして、明日は射手座の満月。
遠隔ワークのご案内は、
また後ほどお届けします。
全体キーワードは、「以心伝心」
個人的には、
「混沌(カオス)」もキーワード。
“わたし”が溶けてしまっていいんです。
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