リアルな愛の時間へ
2025/06/10

✦ 星と共鳴する「わたし」
木星が蟹座に入りました。
ひとことで言うなら、
・リア充
・おうちでイチャイチャ
この言葉には、表層の軽やかさだけでなく、
いくつものレイヤーが重なっています。
どうか、いまのあなたがいる場所で、
ふさわしいカタチで受け取ってみてください。
✦ “玄”から“花”へ
四柱推命・占星術(印・西)・算命学など、
命術の基本と陰陽五行を、
ひと通り学ぶ機会がありました。
とはいえ、
「この時期にこういう星の動きがあるからこうする」
といった、星に合わせる活用はしていないのです。
ただ、自分のふとした行動を振り返ると、
驚くほど天体の動きとリンクしていて、
「なるほど」と腑に落ちることがよくあります。
そもそも、天体の動きは、
その日その瞬間に起こるのではなく、
それ以前から、すでに始まっている。
──── ✵ ────
「玄花」という名前に対して、
いくつかのヴィジョンを抱いています。
そのひとつは、
「玄」という根源の混沌に、
けはいが漂い、きざしが生まれ、ふるえが起こり、
「花」が咲く、というもの。
無から有への流れ。
無から結実へのプロセスです。
物事が現象化する前に、
すでに水面下での働きがある。
同じように、
木星が蟹座に入る以前から、
すでにその“けはい”や“ふるえ”は、
水面下で始まっている。
わたしにとって、ふるえとは、
ときめきと言えるものです。
自我がそれをどう判断しようとも、
ふるえが起こるものは、注目に値する。
✦ 星の元で生まれる決意
5月25日に土星が牡羊座に入りました。
魚座から牡羊座への入宮は、
オクターブが上がるということです。
その二日後には、双子座新月。
その日に、「ただ、好き、でいい」
というブログを書きました。
ブログを書くプロセスも同じです。
沈黙に入り、けはいが漂い、“ふるえ”が起こり、
それが自然にあふれるままに、書き出していく。
書くうちに気づきが訪れ、
点と点が線で繋がり、立体になり、
そこに想いが乗っていく。
「双子座新月だからこれを書こう」
という意図はまったくなかったのに、
書き終えた最後には、
「双子座新月に寄せて」という締めくくりが、
自然と現れていました。
✦ “ふれる”ことから始まる
言葉通りに、おうちでイチャイチャするのなら、
ふれ合うその手に、ためらいがないほうがいい。
それがもたらす作用は、
ただのヒーリングを超えた“何か”です。
ふれることから始まるとは、
言い換えれば、ふれなければ何も始まらない。
そうした親密さこそが、やがて社会での活躍へと、
自然に還元されていくのです。
✦ 12年のめぐり、リアルな愛の時間へ
前回木星が蟹座に入ったのは2013年
ちょうど12年前のことです。
あの頃は、外の世界に向けて出ていくことが、
促されていた時期でした。
この12年のあいだに、
会社を設立し、著書を出版し、
自分の場を開いた人もいるでしょう。
人前に立って話すことになったりなど、
“わたし”という存在が、
ひとつのカタチを得ていった時代です。
けれどここからは、もっとプライベートな、
内なる世界の充実がテーマであると感知しています。
なぜなら、蟹座の支配星は「月」ですから。
わたしという存在が、本当の意味で誰かと出会い、
限りなく深く、心と心が、ふれ合っていく。
そんな親密さの中で、
お互いの何かが引き出され、何かが生まれる。
それは決して、ひとりでは成し得ない。
そんなリアルを育んでいく時間こそが、
今の星回りが差し出してくれている
ギフトなのではないでしょうか。
そしてこれは蟹座の木星であることから、
系譜のご先祖さま達の後押しが絶大です。
ただし、じっとしていても受け取ることはできません。
そこが問われています。
✦ わたしが“わたし”を愛した先に
リアルであることとは、なによりもまず、
わたしという存在と親密になることから始まります。
それがやがて、外へと自然に展開していく。
ここ数ヶ月、いや数年、そして今、
わたしがわたしを深く受け容れるプロセスに、
入っている人も多いのではないでしょうか。
周囲から否定されているように感じるとき、
実は、そう感じさせているのはわたし自身の中にある
否定の声かもしれません。
真摯にわたしと向き合う中で、
誰かに言いたくなる言葉が、
実は“わたし自身”への言葉だったことに気づきます。
誰かに言われて傷ついた言葉も、
わたしの内側から発せられていたのかもしれない。
玄花の場では、「潜在意識」や「非二元」などの言葉を使わずに、このプロセスに取り組んでいます。
感情をエネルギー的に解放することと、
並行して行うことが、大切だと思っています。
その場に立ち、自分に正直に向き合いながら、
一歩ずつ、わたしをまるごと抱きしめていく。
ただ、ごく自然に、
愛すべきわたしの未消化な想いを、
ていねいに受け容れいく。
とても繊細なプロセスです。
それを、グループワークで扱っています。
わたしがわたしを愛することなく、
いったい誰を、何を、愛せるというのでしょうか。
✦ 星にゆだねる、やさしい言い訳
おたがいにふれていると、
ふれる側とふれられる側の間にあったはずの境界が、
すうっと、溶けるように消えていくはずです。
ワンネスを語るよりも先に、
まずは、ここから始めてみませんか。
肉体を持って生まれてきたことを、
そっと、愛おしむように。
本当は手を伸ばして「ふれたい」
そう思った瞬間の衝動を、
グッと引っ込めてしまった自分を
やさしく許して、受け容れる。
そしてまた、いまここから新しく、
そっと手を差し伸ばしてみたらいい。
誰かのせい、何かのせい、
環境や運命のせいにしたりするのは、
たしかに、本意ではないかもしれません。
でも、やり場のない憤りに
右往左往してしまったことがある人も
きっといるはずです。
そんなときは、星回りのせいにしてしまいましょう。
なにしろ、空に瞬く星々は、
どれもこれも、懐がブラックホール級ですからね。
(初出:2025年6月10日)
木星の蟹座入りの日に。
こぼれ落ちた愛と共に。
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